これに関しては私自身いつも言っていることですが、今後どの国の株が上がるかなんて私にはわかりません。
というか、未来のことなので誰にもわからないはずです。
専門家の方がある程度は予想しているものの、それが当たる保証もありませんよね?
また、株式投資は生涯を通してやるものなので、数年後は予測がついても、あと30年後、50年後ともなると、今とはガラッと変わっている可能性もあるわけです。
実際に、約30年前は時価総額上位の銘柄の多くを日本企業が占めていたのをご存じですか? しかし、今は逆に一つも見当たりません。そのくらい、株式の世界は30年で様変わりするものなのです。
そのため、「どこが上がるかわからない」ということを念頭において、一点集中はせずに、なるべく多くの国にベットすることを私はおすすめしたいと思っています。
国と並んで、どの業種の株を買えばいいの? という声も多いです。しかし、今後どの国が発展していくかと同じくらい、どの業種が発展していくのかもわかりません。
現在はIT系の企業が上位を占めていますが、30年前はどうでしょうか?図表1のように、国だけでなく業種も様変わりするものなのです。
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そのため、ここも同じく、わからない以上は下手に予想せずに、なるべくいろいろな業種に分散させて買うのが正解です。
株式には、トヨタやアップルなどそれぞれの企業の株を直接買う方法と、いろいろな企業の株がちょっとずつ詰め込まれたパック商品を買う方法の2つがあります。
そしてそのパック商品を「投資信託」と呼びますが、投資信託には市場に上場しているETF(上場投資信託)と、非上場の通常の投資信託が存在します。
整理すると、次の3つがあるイメージですね。
【個別株】トヨタやアップルなど市場に上場している企業の株
【投資信託】いろいろな個別株やその他投資商品が入ったパック商品
【ETF】市場に上場している投資信託
個別株とETFは市場でしか売買できないため、市場が開いている時間帯にしか買えない代わりに、リアルタイム価格で売買できます。
投資信託は取り扱っている証券会社や銀行、郵便局など幅広い場所でいつでも買えますが、その代わり数日のタイムラグが発生します。このようにそれぞれ一長一短あるわけですが、私がおすすめするのは前述の通り、多くの国や業種にベットできる商品。
そのため、選ぶべきは個別株ではなく、投資信託になります。
そして、数日のタイムラグは長期投資においてはさして問題とならないため、私は一番買いやすく種類も豊富な「非上場の投資信託」をおすすめしたいと思います
ここまでをまとめると、投資初心者がまず資産形成のために買うべき金融商品のキーワードは、
・多くの国
・多くの業種
・投資信託
・インデックス型
・円建て
ということで、「多くの国や業種に分散投資できる、インデックス型の円建て投資信託」が最強となります。
結局多くの人がすすめるインデックス型? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、過去の実績と今後の期待値、どちらをとっても結局こうなるんです。
さらにこのインデックス型の投資信託の場合、配当金は再投資型のものが多いため、資産を大きくする段階の形成期にはもってこいです。
不労所得は年250万円…元年収300万円から貯蓄5000万円を築いた30代女性がやったこと
https://president.jp/articles/-/80032
引用元: ・【元年収300万円から資産5000万円を築いた30代女性】「資産形成期はこれ一択」という投資先
300万投資してもらいたい証券会社の宣伝ではないのか
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