いや、今さら嘆くまでもない。何しろ、2年前に始まったロシアによるウクライナ侵攻も、昨年来の「ガザ紛争」も、多くの日本人にとって地球の裏側の出来事でしかない。まるで当事者意識を欠く。
主要メディアの責任も重い。現在進行中の「ウクライナ侵攻」を、公共放送(NHK)の看板番組「クローズアップ現代」が今年、こう「作家・佐藤優氏」に語らせた(1月23日放送)。
《バイデンさんから見るとプーチンは悪魔なんです。プーチンさんから見ると、ゼレンスキーさんとバイデンさんは悪魔なんです》(1月23日)
侵略者(ロシア)と被害者(ウクライナ)を同列に並べて、「どっちもどっち」とうそぶく。NHKは本当に、これでいいのか。
番組の桑子真帆キャスターに、「社会を包む空気は台湾有事だとか防衛費増額とか、そういう声。あとは新しい戦前という言葉も聞かれますけれども、どういうふうに映っていますか?」と問われ、佐藤氏はこうも答えた。
「ロシアがウクライナを侵攻したと。だから中国がきっと台湾を侵攻するというんだけども、そこで、もうワンクッション置いて考えないといけないと思うんです」「単純にここのところで台湾有事で防衛力を増強しろという話にはならない」
最後に、桑子キャスターがこう締めた。
「他者を知り、信頼し、助け合うことが大切だと語った佐藤優さん。一見シンプルな言葉ですが、そのことが難しくなっている今、大切なメッセージだと受け止めました。この言葉を胸に、この1年も伝え続けていきたいと思います」
何も難しくない。実にシンプルだ。「力による現状変更」は許されない。中でも国連常任理事国による力の行使は…。
最新の拙著『台湾有事の衝撃』(秀和システム)にも記したが、少なくとも私は中ロを信頼しない。助け合おうとも思わない。番組を見て改めて確信した。台湾有事に備え、防衛力増強は必須である。(評論家・軍事ジャーナリスト) =おわり
https://www.zakzak.co.jp/article/20240401-XBLAU3P3WFJFXEGYKRCYA6TX64/
引用元: ・一方的な現状変更を報じない日本メディアの責任 ロシアとウクライナを同列に〝どっちもどっち〟うそぶくNHKを見て確信 [4/1] [昆虫図鑑★]
だってロシアと中国と北朝鮮の侵略大歓迎だから 奴ら
これを前提に考えないと
あれ番組終了したじゃん
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