男性は「1年近く(刑務支所に)入っている」と話す。ところが実際の入所は2019年。殺人と銃刀法不法所持の罪で服役中のこの男性は受けた刑期を覚えていないのだ。訓練を担当する作業療法士は「この作業をしなければ(認知症が)進む」と話す。
支所は1985年から広島矯正管区(中国地方5県)の高齢の男性受刑者を受け入れてきた。24年2月1日時点で受刑者約200人のうち約17%(33人)が65歳以上。
そのため施設内部は高齢者に配慮してバリアフリー化され、受刑者の居室や廊下、浴室などには転倒防止の手すりがある。体力が衰えた80代受刑者らが利用する居室には、熱中症や低体温症対策としてエアコンが取り付けられている。担当者は「過度なバリアフリー化はせず、高齢者にも適度な負荷をかける配慮をしている」と説明する。
一般の受刑者は出所後の社会復帰に向け、
続きはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6411e08e104a091d1a48afcd39be8547098631d
引用元: ・【刑期を忘れた高齢受刑者も…】広島の刑務支所 出所後見据え、高齢受刑者に特別訓練
コメント