リチャード・ブース博士、主著者、ICESおよびローソン健康研究所の科学者、ウェスタン大学准教授およびアーサー・ラバット家族看護研究委員長
認知症は住居のない人の間でより一般的であることが判明しただけでなく、その差は55歳から64歳の間で最も大きかった。」
「ホームレスと老化の加速との間には強い関連性があり、それが人々がこの病気の早期発症を経験する理由の1つである可能性があります」とブース博士は言う。
研究者らは有病率を用いて、55~74歳の年齢層の認知症率が一般人口の4~5倍、低所得層の3~3.5倍であることを発見した。
男性と女性の両方において、ホームレス生活を経験している人々では、85歳未満のすべての年齢層で認知症有病率が高かった。
住居のない人々は、他の 2 つのグループに比べて平均的に若く、女性である可能性が低く、農村地域に住んでいる可能性が低かった。
また、頭部外傷、神経学的疾患、HIV、精神的健康および物質使用障害など、認知症に関連する健康状態の罹患率も高かった。
年齢、性別、居住地域、健康状態などの要因を調整すると、ホームレス状態にある人の有病率は低所得層と比べて1.7倍、一般人口と比べて1.9倍となった。
「他の研究では、高齢者のホームレス率が2030年までに倍増すると概説されています。これは、認知症を抱えて暮らす人の数が大幅に増加する可能性があることを意味します」とブース博士は言う。
「私たちの調査結果は、多くのガイドラインが示唆しているように65歳まで待つのではなく、住居のない人は若い年齢で認知症の検査を受けるべきであることを示唆しています。」
引用元: ・【新しい研究】住居のない人々の認知症は一般人口の1.9倍、ホームレスと老化の加速との間には強い関連性
家の有無だけで純粋な因果が判断できるデータはないのに、よくそこまで断言できるな。
それも込みの結果という事か
とすると要因が多すぎるが
一番は食事か他人との会話か?なんだろうな
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