自殺したエロ警視正、自主退職扱いで退職金出る所だった？

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女性に暴行したなどとして逮捕・起訴され、勾留中に自殺を図り死亡した元警視正の男について、警察庁が退職金の差し止め処分をしたことが、ＦＮＮの取材でわかりました。女性に暴行を加えたとして逮捕・起訴された中国四国管区警察学校の岩本幸一・元警視正（当時５８）は、先月１７日、勾留されていた警察署で自殺を図り死亡しました。

元警視正の退職金は国家公務員退職手当法に基づいて処理されますが、在職中に、懲戒免職などの処分を受けるような行為を行った場合、差し止めすることができる規定になっています。
警察庁は元警視正の容疑が規定に該当するとして、退職金を支給しない方針を固め、今後、正式な手続きを進めるとみられます。

中国四国管区警察局は今月１２日までに元警視正の退職の手続きを行ったとしましたが、退職金については、遺族のプライバシーに配慮し、明らかにしていませんでした。

元警視正は女性に暴行したとして不同意性交の疑いで逮捕・起訴され、今年１月の初公判では無罪を主張していましたが、死亡を受けて裁判は打ち切られました。
また、他の女性に対する不同意性交などの疑いで逮捕・送検されていましたが、広島地検は不起訴として捜査は終結していました。

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