「朝の貴重な時間が奪われるのはつらい。車内で立っている時間が長くなるのも困る。JRはもっと住民の声を聞いてほしかった」。東京都内に勤める千葉市中央区の男性(63)は、納得がいかない様子だ。
各停に乗るため、18日はこれまでより30分早い午前7時10分に蘇我駅に着いた。「実際に運行が始まってしまった。諦めるしかないのかな」とため息をついた。
京葉線に直通する外房線の上総一ノ宮駅(千葉県一宮町)は、通勤快速なら東京駅までの所要時間は86分だった。一宮町は豊かな自然環境と都心へのアクセスの良さをアピールし、移住者の受け入れを進めてきた。
「午前7時の通勤快速をなくし、その10分後に新設したのが(追加料金のかかる)特急だ。本当に腹立たしい」。通勤快速で都内に勤務していたという50歳代女性は18日、こう憤った。
馬淵昌也町長は、「町民からとりわけ、帰りが不便になるという声を多く聞いており、JRに改善を訴えていきたい」と強調する。都内の会社に通う50歳代男性は、「東京駅から座って、乗り継ぎなしで帰ることができなくなるのがつらい」と語った。
問題は、JR側が昨年12月に発表した新ダイヤに端を発する。朝と夕方以降の列車を全て各停に変更する内容で、沿線自治体は反発。沿線価値が落ちるとして、千葉県内の経済団体も見直しを求めた。
JR側は今年1月、早朝の上り快速2本を存続させる修正をしたが、通勤快速や快速の復活を求める声は収まっていない。千葉県の熊谷知事は15日、記者団の取材に応じ、「通勤快速の復活を含めた速達性の確保について、早急に検討いただきたい」とJR側に求めた。
JR千葉支社の土沢壇支社長は「ダイヤについては地域の皆様と話を進めながら、時期も内容も柔軟に検討を進めていきたい」との考えを示している。今回のダイヤ改正ではJR側に400を超える意見が寄せられたという。次のダイヤ改正で速達性の改善を打ち出せるか注目される。(抜粋)
引用元: ・【社会】「腹立たしい!」 ダイヤ改正で「快速駅→各駅停車駅」に格下げされた駅利用客
そんなとこなら一駅歩いてもたいした距離じゃないだろ
その代わりに有料特急走らせるってのは知らなかったな、これはひどいな
ホームで駅員に難癖をつける等
できる事に取り組めよ
コメント