「元々スピリチュアルとか占いが好きで。ご近所さんに誘われて、妹と一緒にセミナーに参加したのがきっかけでした」
ある女性は、関被告に「帰依」していた過去をこう打ち明ける。関被告は自身が立ちあげた協会の活動としてセミナーやイベントを開催し、全国で会員を集めていたとされる。
3月12日に開かれた初公判での検察側の冒頭陳述では、関被告が2020年3月に同協会を設立したことや、手かざしによるヒーリングを行い、「太陽の力で魂の曇りを燃やしていく」などと称して、全国で最大2千人規模に会員が増加した、といった協会の実態が明かされた。
冒頭の女性も、関被告が実質的な「信者」の獲得のために行なっていた活動の一端をこう明かす。
「そのセミナーは、『神様講習』って名目だったと思います。神様のことを学ぼうという会ですね。そこでは決まって関さんの生い立ちから語られるんです。子どもの頃に両親に寺にあずけられて、その後、父に引き取られて教会系になった、つまり子どものときからいろんな神に触れてきたという内容です。
女性によると、関被告は静岡県熱海市に本部がある新興宗教団体の教祖の教えに影響を受けて入信。そこからさらにスピリチュアルな世界への傾倒を深めていったのだという。
セミナーでは、『手をかざしたら身体の悪いところが治った』とか、『手がキラキラ光ってる』なんて言い出す人がいるんです。実際、自分が参加していたときも、なぜか手が金粉を散らしたかのように光ってる人がいました。これはもうトリックなのかなんなのかよくわからないんですけど」
「ペンダントには位があって、最も下位の『光ペンダント』は10万円、その上が20万円の『光明ペンダント』。さらに、指名されたものしか買えない30万円する『大光明ペンダント』が最上位としてあります。
「私が目を覚ますきっかけになったのは、関の女性関係です。教えの中には『不倫しない』っていうのもあるんですけど、関は主張とは裏腹に、複数の女性を堂々とはべらしてるんですよ。そのことに違和感を持って。
他の信者さんに意見を求めても、みんな『関さんだから仕方ない』って口を揃える。洗脳が進んでいたのかもしれません。さらに、ほかの信者さんから受けた相談が脱会の決定打になりました。その方は信者としてもかなり熱心な方だったんですけど、入会を勧めた知り合いが関さんに手を出されたようで、その人も関さんは教えに沿っていないと疑いを持ったみたいでした」
かつて「救世主」を名乗った男は、今後どうなるのか。浄霊ヒーリング協会の関係者は、関被告の現状についてこう明かす。
「関被告を物心両面で支援する女性がいて、彼女が保釈請求をしていると聞いています。保釈金は400万円で、その女性が用意したのだそう。関被告の事件もさることながら、ヒーリング協会で多額の使途不明金が発覚し、税務上の問題も浮上しているのだそうです。今回のわいせつ事件とは別に、大きな問題に発展する可能性があります」
自らを崇める者たちには決して見せなかった「教祖」の裏の顔がさらに暴かれていくことになりそうだ。(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/44b6f5ffd43e61b50786dc2f5b4e9261c313814d&preview=auto
引用元: ・【裁判】多くの女性、救世主(メシア)さんに洗脳され性奴隷に…逮捕されても女性らが保釈金貢ぐ
オウムも統一教会も、どんな宗教でも信者を性奴隷と集金マシンにするのは基本キリスト教も同じ
人間がアホになっちゃうw
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