https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1102L0R10C24A5000000/
2024年1~3月期に新たにクレジットカードの支払いを延滞した割合は8.93%と、13年ぶりの高水準となった。インフレに苦しむ低所得者層の間で支払いの遅延や不良債権化が進んでいるとみられる。カード決済を通じ、米消費の二極化傾向が浮き彫りになっている。
新たにカードの支払いが30日以上遅れた割合は前年から2.42ポイント上昇し、11年1~3月期以来、13年ぶりの高水準となった。90日を超える深刻な延滞に移行した割合も6.86%と2.29ポイント上昇。住宅や自動車ローンなど、あらゆるローンタイプでカードの延滞率が最も高く、伸び幅も最も大きかった。
1~3月期の家計の債務残高は全体で17兆6900億ドル(約2800兆円)と前年から3.8%増え、過去最高水準となった。
引用元: ・クレジットカードでお得にポイ活した人の8.93%が破産😰 [422186189]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1102L0R10C24A5000000/
NY連銀の調査担当者は「カードの延滞増加から、一部の世帯で財政難が深刻化していることが明らかになった」と指摘。特に低所得者層や、カード限度額まで目いっぱい利用する消費者の間で延滞が急増しているとの見方を示した。
主な米カード発行会社の決算からも、堅調な米消費をけん引する高所得者層と、低信用・低所得者層での消費動向の二極化が浮かび上がる。
富裕層の顧客が多いアメリカン・エキスプレス(アメックス)は1~3月期、売上高が前年同期比11%増の158億100万ドル、純利益が同34%増の24億3700万ドルと増収増益だった。1株当たり利益(EPS)は3.33ドルと市場予想を上回った。
カードの30日以上の延滞率は1.3%と前四半期から横ばい、前年同期比ではわずか0.1ポイント上昇で収まった。不良債権比率は2.1%と前年から0.5ポイント上昇にとどまった。いずれも、新型コロナウイルス流行前の19年10~12月期の水準を下回る。
60万人がホームレスのアメリカ
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