父親殺害容疑で相模原市の高校生逮捕　事件直前に家族3人で児相へ「非行傾向の子との関わり方を相談」

相模原市の自宅で父親を殺害したとして15歳の長男が逮捕され、母親も遺体で見つかった事件で、家族3人が事件直前、児童相談所に面談に訪れていたことが分かりました。この事件は2月13日、相模原市南区のマンションで50代の夫婦が遺体で見つかり、高校1年生の長男が父親を複数回刃物で刺すなどして殺害したとして逮捕されたものです。

遺体で発見された母親も、上半身に刃物による複数の刺し傷が確認されていて、神奈川県警は長男が関与したとみて調べを進めています。
捜査関係者によりますと長男は当初、容疑を認め「父親との関係性が原因で殺した」といった趣旨の供述をしていましたが、その後は黙秘に転じているということです。

また、相模原市の児童相談所への取材で、父親が2月上旬に「非行傾向のある子どもとの関わり方を相談したい」などと連絡し、遺体が見つかる5日前に、両親と長男が家族3人で面談に訪れていたことが分かりました。
その場で長男は素直に応じている様子で特に問題は確認されず、1週間後に再び対応を検討する予定だったということです。

一方、それ以前にもおととし8月には、「長男が4～5年前に父親に叩かれたことがあると話している」などと通告があり児童相談所が経過を見たうえで、去年3月に母親から親子の関係が良好であると報告を受け対応を終えていました。
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児相との三者面談な前日夜ちょっと良くわからない