兵庫県播磨町の「のり流通センター」。多い時には1日で、県内で生産された2000万枚の海苔が集められ、等級ごとに選別され、振り分けられていきます。
(兵庫県漁業協同組合連合会 藤原紘希さん)「色・質感・穴の有無など、そういったところを細かく見ています」
兵庫県の海苔をめぐって今、“ある変化”が起きています。
(藤原紘希さん)「(生産量)1位になったのは20年ぶりのこと。それは、生産者が空き漁場などをしっかりと有効利用して
網を張った、そういった努力が実った結果です」
昨年度、20年ぶりとなる海苔の国内生産量トップに。また、セリでの買い付け価格も前年度比1.5倍にまで上昇しているのです。
関係者にとっては「喜ばしい話」かと思いきや、背景にあるのは…
(藤原紘希さん)「九州地区が去年すごく状況が悪くて、例年の半分くらいしかとれていない状況になっています」
国内有数の海苔生産地である佐賀県や福岡県。これらの地域がかつてないほどの不作となり、例年通りだった兵庫県の生産量が
最も多くなる形となったのです。海苔の現場に何が起きているのでしょうか。養殖場を取材させてもらいました。
案内してくれたのは、須磨の海で海苔の養殖業をして40年の森本明さんです。
(すまうら水産 森本明さん)「こんな感じで(網に)海苔が生えています。海苔のタネをつけて、根がついて、葉っぱが育って
きています。(今は)30~40cmくらいになっていると思います」
2m×20mの網にびっしりとついた海苔。約30cmまで伸びると収穫作業が行われ、1つの網からは1000枚分ほどの
海苔がとれるといいます。この作業を年に10回ほど繰り返すそうです。
収獲した海苔は、須磨区内にある工場で出荷に向けて洗浄や乾燥が行われます。今はちょうど海苔養殖の最盛期ということで、
工場では24時間稼働で加工に追われています。
(森本明さん)「24時間機械が動けば、36万枚(生産できる)。昔は全部手作業でしたが、どんどん機械が大型化。生産者も減っています」
減っているのは生産者だけではありません。国内全体の海苔の生産量は約10年で3割も減っているのです。その大きな理由の1つが…
(森本明さん)「海の栄養が少なくなって、育ちにくくなっています。窒素とかリンがないと育たないです」
下水処理場の処理能力が高度になったことなどで、栄養源となるリンや窒素の量が減少したのです。この栄養源は海苔の味も
大きく左右します。栄養源を多く含んだ海苔と、栄養源が乏しい海苔を食べ比べさせてもらいました。まず、栄養源の乏しい
海苔を食べてみます。(以下略)
https://www.youtube.com/watch?v=fnp63WksSfs
◆ニュー速+ 記事情報提供スレ 144◆より
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引用元: ・【日本の海苔がピンチ!?】20年ぶりに兵庫が生産量日本一となった背景に“喜べない事情”も?養殖業者「海の栄養が少なくなり育ちにくく」[R6/2/07]
大腸菌汚染とか嫌だぞボラの刺身が食えなくなるじゃないか
どうなんだろうかね
信頼筋以外の海苔はもうトッピングであろうと全部捨ててる
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