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欧州のEV市場はハイブリッドに「抜き返された」。2024年も「悪化する」と言える根本原因

欧州のEV市場はハイブリッドに「抜き返された」。2024年も「悪化する」と言える根本原因
1: 昆虫図鑑 ★ 2024/02/06(火) 16:36:41.77 ID:Fi/Sf5Ro
欧州自動車工業会(ACEA)によると、2023年の欧州連合(EU)27カ国の新車登録台数は前年比13.9%増となる1054万7716台と、4年ぶりに1000万台の大台に乗った(図表1)。市場回復のけん引役になったのは、まずハイブリッド車(HV)である。HVは前年比29.5%増の272万台となり、新車市場の約26%を占める。またEUが普及に力を注ぐ電気自動車(EV)も、前年比37.0%増の154万台と好調であり、そのシェアは新車市場の15%にまで拡大した。ディーゼル車の登録台数が143万台にとどまったことから、すでにEVの市場規模はディーゼル車を抜いたことになる。一方、ガソリン車も前年比10.6%増の372万台と、ニーズの底堅さを見せつけた。

こうして確認すると、EVの市場規模は順調に拡大しているように見受けられる。しかし四半期ごとの動きを見て行くと、EVの勢いが徐々に鈍化してきたことが分かる(図表2)。具体的には、2023年10-12月期の新車販売台数は前年比5.5%増と2四半期連続で鈍化したが、うちEVの押し上げ寄与は0.8%ポイントまで縮小した。

一方で、10-12月期の新車全体の成長率(前年比5.5%増)に対するHVの押し上げ寄与は、前期と変わらず6.9%ポイントと堅調を維持し、新車市場の回復を下支えしている。12月単月で見ても、EVの新車登録台数は前年比16.9%減と2020年4月以来の前年割れとなったが、HVは同26.0%増と、好調を維持し続けている。

つまり、EUの2023年の新車市場は、7-9月期まではEVとHVが回復をけん引したが、10-12月期に入るとEVの需要が明確に減退したため、残されたHVだけが気を吐いたことになる。年末にかけて明暗が分かれた形だ。なぜ、HVが好調を維持した一方で、EVは徐々に勢いを失っていったのだろうか。

EV販売低調の原因は「アーリーアダプター」の一巡か
ACEAはEVが失速した理由として、まずテクニカルな要因を挙げている。新車市場が低迷していた2022年も、EVは好調を維持していた。したがって、前年と比べた勢いが鈍化することは自然な動きだ。こうした「ベース効果」の観点から、EV市場の勢いは失われていったというわけだ。これがEV市場の失速の主因である。

それ以外にも、欧州においてEV購入にあたって給付されてきた補助金がカットされたことが、年末にかけてのEV市場の失速につながった。特に財政再建に着手したドイツでは、12月に予定より1年早く、補助金が打ち切られた。その結果、ドイツの12月のEV新車登録台数は、前年比47.6%減と、2022年から半減するに至っている。

そもそもEVは価格が高いため、EU加盟国はその普及に際して多額の補助金を給付してきた。つまり、近年のEV市場の好調は、政府による補助金に依存したものだった。しかし2024年からEUが加盟国に対して財政再建を進めるように指示を出したことで、加盟国は補助金の見直しに着手せざるを得なくなり、市場の失速につながった。

他方で、高インフレの定着で欧州中銀(ECB)が高金利政策を強化したことも、価格が高いEVには強い逆風として働いたと考えられる。価格が高ければ多額のローンを組まねばならず、金利負担も大きくなる。そこまでしてEVを買うユーザーは、そもそも限定的だろう。多くの人は安価なガソリン車やディーゼル車を買うはずだ。

筆者は過去のコラムで、ヨーロッパのEV市場の拡大はそろそろ一服すると繰り返し主張してきたが、概ね、その主張通りの展開となっている。これはモノの普及の流れに鑑みた場合、至極当然なことだ。要するに、「アーリーアダプター」による購買が一巡してしまったわけだ。それでも、EUは一段のEV普及に野心を燃やしている。

(略)

ところで、不調に陥ったEVを後目に、HVは年間を通じて好調を維持した。背景には、EVに比べて安価なこともあるが、そもそも各完成車メーカーがHVの供給を増やしたことがある。いわゆるCAFE規制などEUによる排ガス規制の強化を受けて、各完成車メーカーが従来型のガソリン車やディーゼル車に代わり、HVの生産を増やした。

EUが脱炭素化に躍起となった結果、HVがEV以上の好調を謳歌することになっている。これもEUの、EVシフトの戦術設計上のミスだと言えるかもしれないし、あるいはEUは、この事態をある程度は想定していたのかもしれない。

いずれにせよ、2023年の新車市場が最終的に選択したのは、EVよりもHVだったことになる。

(土田陽介)
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fe99ea12dc4385d522517643b1d14a33c48f5c3?page=1

【読売新聞】日本車の牙城 タイでシェア急落、EV普及で中国台頭…タイ首相「日本はEVに移行しなければ取り残される」2/5 [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1707122508/

引用元: ・欧州のEV市場はハイブリッドに「抜き返された」。2024年も「悪化する」と言える根本原因 [2/6] [昆虫図鑑★]

12: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/02/06(火) 16:54:59.14 ID:xUmDaTBT
3年経つと、新車で買ったEVでもバッテリーが駄目になるやつがでてくるだろ。
14: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/02/06(火) 16:55:40.51 ID:harsqdur
中韓EVみたいなゴミが地球を汚してるんだよ
15: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/02/06(火) 16:55:48.34 ID:Wmki1L1P
ロシアからの天然ガスと原油が
経済制裁で欧州に入ってこなくなって
電気代がバカみたいに高くなってるのに
わざわざ電気自動車を買いたい、乗りたい人はいないでしょう。
グレタさんみたいな宗教めいた環境活動家いがいはEVを買わない。
16: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/02/06(火) 16:56:35.19 ID:hlAFCtDF
トヨタ潰し大失敗、と
17: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/02/06(火) 16:56:44.19 ID:NADsD674
EVはエンジン車と違って構造が単純で誰にでも作れるって聞いたけど
単純(≒部品数少ない)なのに高価なのはバッテリーが高いの?
18: 社説+で新規スレ立て人募集中 2024/02/06(火) 16:58:15.49 ID:9JLFitGM
そりゃまあ、HVに勝てなくて、でもマトモな対抗策が作れず、インチキのクリーンディーゼルで対抗しようとしたら嘘がバレ、慌てて逃げ道として飛びついただけなのがEVだから。技術的に環境対応車として優れてたわけでもなんでも無い。むしろ当時の欧州も対HVとしてEV無視してディーゼルに走ってた位のゴミだった。

それを現実無視して「EVこそ完璧な環境対応車!」とやってしまったら、どこかで破綻するのは当たり前。

内燃機関で勝てなくてEV化で追いつこうとした中国と、テスラを伸ばしたくてEV後押ししたアメリカもほぼ同罪。

コメント

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