Wi-Fi 7ルーターは“値下がりを待つ”が正解と言えない理由。Wi-Fi 7で知るべき3点も解説2023年末に320MHzが解禁され、国内メーカーのバッファローからも対応モデルが発表となった「Wi-Fi 7」。国内でのWi-Fi 6対応製品の発売が2018年12月(ドラフト版:ASUS RT-AX88U)だったので、約5年ぶりのメジャーな規格変更となる。現状のWi-Fi 6/6Eとの違いについて簡単にまとめつつ、今買うべきなのか?を検討してみよう。
【画像】Wi-Fi 6/6EとWi-Fi 7の速度の仕組み
■ Wi-Fi 7は何がスゴイのか?
Wi-Fi 7は、これまでのWi-Fi 6/6Eの後継となる最新のWi-Fi規格だ。
規格と言っても、正式なものではなく、業界団体のWi-Fi Allianceが定めた互換性を示す認証プログラムなので、どちらかというと愛称のようなものとなる。
正式には、IEEE 802.11beという規格になっており、以下のように規格上は最大46Gbpsを実現可能な無線LANの方式となっている。
もちろん、規格上のフルスペックで通信するには、16ストリーム(16本のアンテナ)が必要なので商品として現実的ではないため、通常は4ストリーム対応で11.5Gpbsとなるのが一般的だ。
それでも、従来のWi-Fi 6/6Eが製品レベルで最大4.8Gbps(同じく4ストリーム)だったので、最大で2.4倍(6GHz帯)ほどの速度向上が見込める規格となっている。
技術的には以下の3つがポイントとなる。
・4096QAM(4K QAM)
・320MHz幅
・MLO(Multi Link Operation)
詳細は以下を参照してもらうとして、今回は簡単に速度ベースで違いを解説する。
引用元: ・Wi-Fi 5(安価、安定)を捨ててWi-Fi 7(高価、不安定)を買う理由 [422186189]
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